こんにちは、アラサーまりなです。
本日は【人は忘れゆく生き物ということを理解する】です。
仰々しいタイトルで驚きますよね(笑)
正直社労士の勉強をし始めてからというもの、自分の記憶力の無さに日々悲しくなるんですよね( ;∀;)
でもそもそも「人は忘れゆく生き物なのだ」という事を理解しておけば、悲しむだけだけはなく対策ができるので、聞いたことがある方も多いと思いますが、今回は【忘却曲線】についてお話ししたいと思います。
忘却曲線とは
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスさんによって提唱された「エビングハウスの忘却曲線」が、いわゆる「忘却曲線」と言われているものです。
忘却曲線とは「時間の経過」と「記憶の定着率」をグラフで表したものです。
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エビングハウスさんは、無意味な音節を被験者に記憶させて時間の経過と共に忘れた程度について検証しました。
検証の結果はこちらです!
★20分経過後⇒42%を忘れ、58%を覚えている。
★1時間経過後⇒56%を忘れ、44%を覚えている。
★1日経過後⇒74%を忘れ、26%を覚えている。
★1週間経過後(7日後)⇒77%を忘れ、23%を覚えている。
★1ヶ月経過後(30日後)⇒79%を忘れ、21%を覚えている。
なんと、記憶して1日経つまでに、74%の記憶が失われているんですね~!
試験勉強をする身には打撃大きすぎます。地獄(*´з`)笑。
そしてその後の失われる記憶の変化は緩やかになっていきます。
記憶(勉強)したその日の記憶はその日のうちにほとんど消え、一部分だけを継続して覚えているのが基本パターン
しかし、このエビングハウスさんの実験は【無意味な音節】を記憶させているため、通常よりも記憶の定着が悪いとも言われているようです。
たしかに興味を持ってインプットした情報がここまで急激に失われないと祈りたいですよね(笑)
とはいえ、興味を持たずに受動的に聞いたりただ読んだりした内容に関してはこの忘却曲線が参考になるかもしれませんね!
復習のタイミングについて、他の方が書いている記事があったので勉強する際の参考としておきたいと思います。
最初は1日以内
まずは24時間以内に一度復習してください。10分ほどの非常に簡単な振り返りで大丈夫です。
そうすることで、もう一度記憶を100%に戻すことが出来ます。
さらに3日後、5日後、一週間後に復習するごとに、思い出すまでにかかる時間を短縮させることが出来るはずです。具体的には、10分以下で授業内容を思い出せるようになるはずです。
勿論授業内容の濃さは多種多様で一概には言えませんので、10分というのはあくまで仮定です。授業によっては30分ほどかかるかもしれませんし、数学などでは方程式を解いたり立式したりと相当時間もかかると思いますし。
三日後、五日後、一週間後、二週間後・・・
24時間以内に復習したのなら、ある程度は定着していると思われます。
実は、思い出す作業というのは、きちんと覚えている状態で行うより、「それほど覚えていない」という状態で行う方が効果が高いことが分かっています。
思い出す作業=「それほど覚えていないな」という状態でやることが大事
「思い出す際に使う労力」がその方が大きいので、より脳に定着させやすいのです。
つまり、最初は知識を確実に身に付けるために間隔は1日~2日くらいしか空けませんが、その後は一週間ごとに復習していけば見事に知識は定着していくでしょう。
と、ここまでは理論的には納得できる人が多いのですが、ですが・・・。多くの方が理論だけ納得して、いざやろうとしても行動に移しません。
理由としては、「やっぱりだるい」「マジで時間ねーわ」「授業多すぎワロタ」などですかね。
しかし冷静に考えると、その考えは凄い矛盾しているのです。振り返りは素晴らしい時間の投資となるのです。
では(^^♪