目指せ社労士合格!受験ママの独り言ブログ

育児と仕事をしながら通信で社労士の勉強をしています。子育て、仕事、勉強、気になったニュースの話など気になったことを色々語っています。

SHIRO リニューアルを語る

こんにちは、アラサーまりなです。

今回は私の大好きな

 

SHIROのリニューアルについてです。

SHIROを知らない方もいるかもしれないので少し説明してみます。

日頃から友人や家族に引かれるほどのSHIROへの熱い気持ちをもつアラサーまりな♪笑

長々と語りますのでお付き合いくださいませ(*^^*)

 

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SHIRO リニューアル

SHIROとは?

メイクアップやスキンケアなどのコスメティックス、コロンやパフュームなどのフレグランスのほか、生活雑貨、食材、さらにはショップとヘアサロン、スパを融合させたサービスを提供するトータルビューティーサロン、さらにはカフェと、幅広いブランド展開を行っているのが「SHIRO」です。

その商品やサービスは「厳しい自然が育んだ、素材の力を最大限に引き出すこと。世界中から見つけ出した、最高の素材を惜しみなく贅沢に。余計なものをできるだけ入れずに作る」という、今井浩恵社長が打ち出している基本方針に基づいて、製品開発が行われ、事業展開されています。

 

shiro-shiro.jp

 

 SHIRO リニューアルまでの歴史

「SHIRO」というブランドでコスメティクスやフレグランスなどの商品や食材、関連サービスを展開している株式会社シロは1989年10月に創立。

昨年、2019年には創立20周年、ブランド設立10周年を迎えました。

このブランド10周年を契機にシロは多くの老舗メーカーが行っているブランドの再開発や再構築、商品や店舗のリニューアルを実施。

また、商品ラインアップの大胆な見直しや新業態の店舗開発もその一環です。

50年、100年と歴史ある国内外のメーカーは人々に愛され続けるため、10年、20年といった契機に商品ラインアップのリニューアルを始めとするブランドの再構築、再開発を実施しています。

今井浩恵社長は「SHIRO」が人々に愛され続けるブランドであり続けさせるため、また「SHIRO」の新たなファンを獲得するため、大胆なリニューアルによるリブランディングに挑戦したといえます。

 

 SHIRO リニューアル(リブランディング)について想う事

ブランディングは自社の経営資産やこれまで積み重ねてきたブランドの資産などを生かしつつ、既存の顧客に加えて、新しい時代・顧客に受け入れてもらうため、ブランドに変化を加えていく企業活動です。

ブランディングでは小規模レベルのものだと商品容器やパッケージデザインのリニューアル、商品ラインアップの見直しなどが行われますよね。

また、大規模なものではブランドのロゴマークデザイン変更、新規事業のスタートなどによる大胆なイメージチェンジが図られることもあります。

しかし、こうした企業活動を行わなかったことで市場から淘汰されることになり、忘れ去られていったブランドは少なくありません(>_<)

ブランド設立10周年を契機にシロが行ったリニューアル、リブランディングはこれからもより多くの人々に長く愛され続けるために必要な企業活動でした。

 

 SHIRO リニューアルで何が変わった?

今回、今井浩恵社長はブランドロゴデザインや商品パッケージのデザイン変更、ラインアップの見直し、新業態のショップオープンといった取り組みを行いました。

 

まずロゴはこれまで小文字の「shiro」だったものを大文字の「SHIRO」へと変更しています。

これに合わせて店舗の内外装もリニューアル、商品パッケージのデザイン変更、ショッピングバッグのデザイン変更、さらには商品ラインアップの変更も行われました。

しかし、昨年、同社が行ったリブランディングの発表会で今井浩恵社長が表明されたように「SHIRO」の商品やサービスの根底にある「自然への感謝の気持ちを忘れずに、その恵みを余すことなく大切に使い切る」というブランドの考え方、商品の根底に流れるものは「shiro」の時代から何も変わっていないといえるでしょう(^^♪

 

 SHIRO 創業の話

「SHIRO」創業の地は北海道砂川市。石狩川とその支流である空知川の合流する位置にあります。

かつて炭鉱で栄えた砂川市は早くから自然環境との共生に取り組んできました。緑化が進み、公園の中に都市がある街として知られるようになっています。

その取り組みが認められて、1984年には現在の環境省である環境庁から快適環境都市の認定を受けました。

「shiro」としてブランドを設立したときから、リニューアルした今日の「SHIRO」ブランドに至るまで、その製品やサービスは「本当の美しさとは何かを追求していった結果、大地の豊かな恵みという素材に向き合い、ただひたすらシンプルに、正直に、自分たち自身が本当に使いたいと思えるものだけを作っていく、提供していく」という今井浩恵社長の考え方で、生み出されています。

設立の地、砂川市と同じく、自然環境との共生がSHIROの商品やサービスにみられるのです。

 

 SHIROの商品へのこだわり♪

SHIROの商品で特徴的なものの一つが素材に自然の力を生かすコスメティックスです。同社の化粧水には酒かすが使われています。

米の栄養をたっぷり含んだ酒かすが美白や美肌に効果をもたらすといわれています。また、北海道という自然に恵まれた土地の素材を生かした商品も展開しています。

同社のマスカラに使われているのは函館市の限られた地域でしか取ることができない希少な、がごめ昆布です。がごめ昆布には健康や美容に役立つ、とろみが他の昆布よりも多く含まれているのです。このほか、爪を健やかに保つアマニ油をベースにしたネイル、リップバターにはショウガ根油、フレグランスには美しい花、と自然の恵みを生かしています。

自然の恵みを生かすという開発姿勢は今井浩恵社長がブランドを設立した時からリニューアル後の今日まで全く変わっていません。

 

今井浩恵社長が目指した自然環境との共生、自然の力を生かした商品やサービスの開発の実現が今日の「SHIRO」ブランドの人気につながったといえます。

コスメティックの「SHIRO」、食材の「SHIRO LIFE」、トータルビューティーサロンの「SHIRO BEAUTY」、飲食店の「SHIRO CAFE」は創業の地、北海道だけでなく、日本全国、さらには海外、と多くの愛用者から支持を得ています。

ショップやサロン、カフェへの客足はリニューアル後も途絶えることがありません。

 

接客担当者が居ない『SHIRO SELF』!!

また、今井浩恵社長は「SHIRO」へのリブランディングを契機にリアルとデジタルを融合させた新感覚の次世代型店舗の開発事業をスタートさせました。

2020年3月、SHIROルミネエスト新宿店のリニューアルに際して、通常の接客型店舗に加え、デジタルテクノロジーを活用した新店舗「SHIRO SELF」を併設オープンしています。

これは店舗来客者からの声に対応したものです。

これまで、店舗来客者の中から「店内が混雑して接客までの順番待ちがあり、商品の説明してもらうまで時間がかかる」「自分のペースで実際に製品を手に取り、じっくりと選んでから製品を購入したい」などの声が聞かれていたそうです。

そこで立ち上げたのが「SHIRO SELF」です。

 

「人はいないけど、愛がある。」というコンセプトの下、立ち上げられた新業態の「SHIRO SELF」店舗に接客担当者はいません。

来店者は気になる商品のQRコードを自身のスマートフォンで読み取れば、商品説明を聞くことができます。

デジタルテクノロジーを活用することによって、混雑する店舗の中で店員の接客順番を待つことなく、商品選びから、購入までをよりスムーズに行うことができる次世代型店舗であり、この店舗開発も愛用者の声に応えたものだといえるでしょう。

今後、こうした新しい形態の次世代型店舗のオープンが続くようです。

 

SHIRO愛用者の期待に応える今井浩恵社長

愛用者の声に耳を傾け、それに対して応えて行くという今井浩恵社長、そして「SHIRO」の顧客志向はリブランディングの後も変わっていません。

その一つの例がラインアップから外れた商品の迅速な復活です。

ブランディングを行う場合、人気がある商品でもあえて新ラインアップから外したリニューアルを行う場合があります。

「SHIRO」も今回もリブランディングと商品リニューアルによって「shiro」時代から人気のあったアイテムのいくつかを商品ラインアップから外しました。

ところが一部の愛用者からは「サボン ボディコロン」と「ホワイトリリー ボディコロン」という2商品の再発売を希望する声が上がりました。

今井浩恵社長はその声を受けて、即座に再発売を決定。

「SHIRO」は生産ラインの再稼働に向けて動きました。

こうした迅速な対応ができるのは同社の商品が委託生産をされているのではなく、砂川市にある自社工場で生産されているからです。

 

また、以前のロゴが好きだったという声にも答えるべく、この2商品に関しては旧ブランドロゴの「shiro」を使っています。

ブランディングでロゴデザインをリニューアルし、商品ラインアップから外した商品を、その直後に旧ロゴのパッケージで再販売し、再びラインアップに戻すというのは勇気が必要な企業行動です。

それは時としてリブランディングを台無しにしてしまうこともあるからです。

それでもあえてリニューアル前の形での再発売に踏み切ったのは何よりも顧客の声に応えていきたいという今井浩恵社長の経営姿勢の表れだといえるでしょう。

 

「shiro」時代の商品やサービスは性別、世代問わず、支持されてきたものですが、それでも愛用者の多くは国内の20代から30代の女性が中心となっていました。

今井浩恵社長は「shiro」をこれまで以上に世代、性別といったものにとらわれない、そしてグローバルなブランドへと進化させるため、「SHIRO」へとリブランディングし、現在の米国・ニューヨークの1店舗、英国・ロンドンの3店舗に加え、さらなるグローバルマーケット開拓へと挑戦していくという意気込みを表明しています。

 

SHIRO リニューアルへのアラサーまりなのまとめ

「shiro」は「SHIRO」へと変わり、パッケージロゴやデザイン、商品ラインアップもこれまでと変わりましたが、自然の素材をシンプルに、素材そのものが持つ良さを最大限に引き出すことを大切にしていく、という「SHIRO」の基本姿勢は全く変わっていません。

ブランディング後のリニューアル製品や新商品、サービス、新規事業の開発も業界関係者から好評を得ています。

そして、これまでの「shiro」を育ててきた愛用者たちはリニューアルによる「SHIRO」ブランドのさらなる成長に期待を寄せています。

 

 

以上、アラサーまりなでした!ではまた♪