【大橋清貫が率先する三田国際学園のオンライン教育①】の続きです→→
大橋清貫学園長のオンライン授業への考え方
大橋清貫氏が学園長を務める三田国際学園では、オンライン授業開催に向けた教員への研修会内容を検討した時に、「対面授業と同じことを実施するという発想ではうまくいかない」として、大きく研修内容を変えたそうです。
結果、「そもそも学校の価値は、多様な生徒と教師が同じ時間を共有すること」という考えの元、遠隔授業でも時間と空間を共有しないとできないことに絞る方針としました。
具体的には…
・自宅学習 →課題を調べたり教科書を読んだりすること
・オンライン学習 → 疑問に答えたり、生徒をサポートすること
という考えかたです。
記事では、
「生徒が大学受験の知識を習得して学力をつけるためには、教師は分かりやすく丁寧に教えるより、自律的に学べるように導く方が大事。その意味でオンライン教育は好都合。」
と三田国際学園の教員の方が語っています。
逆風を追い風に変えるとはこのことですね!!!!(*^^*)
三田国際学園は素晴らしい発想を持つ学校だなと感じました。
紙面には、実際のオンライン授業導入時の生徒さんの学習例が掲載されていましたよ♪
三田国際学園の1日の学習スケジュール例
09:00~09:40 遠隔授業①
10:00~10:40 自宅学習
11:00~11:40 遠隔授業②
13:00~13:40 自宅学習
14:00~14:40 遠隔学習③
15:00~15:40 自宅学習
大橋清貫学園長:三田国際学園の学びの事例(例:高校3年生 古典)
【自宅学習】
・マーク式基礎問題集の該当ページを回答して解説を読む
・学習動画の視聴、確認テストの実施、課題提出等を行う
・質問を投稿する
【遠隔授業】
・集約した質問の共有、解説
・文法/語法、読解法の補講
・確認問題演習
アラサーまりなの感想まとめ
日本のICT教育は先進国に比べて遅れていると言われていますよね。
さらにはこの新型コロナ感染拡大の影響で教育現場は大きな壁に直面する中、三田国際学園のどんな状況でも前進する姿勢や取り組みは画期的な事例なのではないでしょうか♪
調べてみると、三田国際学園は21世紀型教育という「アクティブ・ラーニング」や、一方通行ではない「主体的・対話的で深い学び」「探究型学習」などを取り入れ、チャレンジしている日本に数少ない学校の1つだそうです。
こういった先進的な学校が、今後の日本の教育の底上げしていってくれるのでしょうね♪
最後に今回の日経新聞の記事を紹介した経緯をお話したいなと思います(*´з`)
実はこの記事は、元教員だった祖母が、「教育はどんどん変わっていきますね。今後の学校選びの参考にしてくださいね」という一筆箋と一緒に郵送で送ってくれた記事だったんです。
祖母の想いもこもっている記事でもありますし、素晴らしい取り組みだと感じたのでご紹介させてもらいました(*^^*)
おばあちゃんありがとう♡
今回、『21世紀型教育』にも興味をもつことができたので、色々調べてみてまたご紹介できればいいなと思います。
====================================
【追記情報があります】↓ ※2020年7月16日追記
====================================
三田国際学園(大橋清貫学院長)の取組みが、人気急上昇している共学・国際・ICTの先進校として掲載されていました(読売オンライン)
こんにちは、アラサーまりなです♪
日経新聞に続き、読売オンラインで三田国際学園の取組みが掲載されていたのでご紹介します!
読売オンラインの記事では、代々木ゼミナールグループの学習塾『サピックス』の教育事業本部本部長として有名な広野雅明さんが、共学化をしたり、時代の要請に合わせてグローバル教育や最新のICT教育を全面的に取り入れて人気が急上昇した2校のうちの1校として、三田国際学園(大橋清貫学園長)の取組みや、人気上昇の理由についての分析を紹介しています!内容を簡単にまとめてみました。
都会には珍しい緑豊かなグローバル教育校
三田国際学園の人気上昇の理由の一つとして挙げられているのは学校の環境です。
東京都世田谷区の用賀駅が最寄り駅であり、都会の中の学校でありながら、約6,000坪という広大で緑豊かなキャンパスが魅力的だと広野雅明さんは言及します。
都心部では敷地が狭かったりビルの中の学校が多い中、低層の校舎で、すぐに緑に囲まれた中庭やグラウンドに出て太陽の下で体を動かせるということが、学校選びの際にメリットと感じることの1つになっているようです。
大橋清貫学園長と共に改革をスタートした三田国際学園
三田国際学園は2015年に共学化・校名変更をして、学校改革をスタートしました。
その際に新学園長として迎え入れたのが、広尾学園を共学難関校にまで成長させた大橋清貫さん。
大橋清貫学園長は、「『20世紀型教育』は、先生が生徒に知識を正確に伝え、生徒は教えられたことができるようになることが重視されていましたが、これからは、教わるだけではなく、自分で考え、教わった問題だけではなく未知の問題に挑戦することが大切だ」と力説しています。
三田国際学園の21世紀教育
「考える力」「コミュニケーションスキル」「英語力」「ICTリテラシー」「サイエンスリテラシー」が、21世紀教育に必要なスキルとして挙げられています。
三田国際学園の授業では、このスキルを身につけるためにアクティブ・ラーニング形式を取り入れています。
この授業の特徴は、『生徒が授業に積極的に参加することが、コミュニケーションスキルを伸ばすことにつながる』という考えのもと、教師が一方的に教えるのではなく、生徒同士のグループでの議論やプレゼンテーションも取り入れて、さまざまな考え方をクラス全体で共有するということです。
他にも三田国際学園の授業で展開されていることとして、こちらが紹介されていました。
・4技能をバランスよく伸ばす英語教育
・時代が求めるICTをフルに使いこなせる能力
・論理的思考力を高める数学
・サイエンスリテラシーを高める理科教育
三田国際学園の「インターナショナルクラス」「メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTクラス)」にも注目!
三田国際学園には「本科クラス」の他に、「インターナショナルクラス」「メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTクラス)」があります。
・MSTクラスは、医師や研究者を目指す生徒が対象のクラスです。数学や理科の学力を伸ばすことに加えて、メディカルサイエンスマインドを高める教育を行っています。
・インターナショナルクラスは、帰国生や極めて英語力の高い生徒を中心としたクラスです。広野雅明さんはこのように言及しています。
数学、理科、社会なども英語で学習する「オールイングリッシュ」クラスと、入学時に英語を一から学ぶクラスに分かれています。
英語力の高い生徒と日頃から接することと専門教科を担当できるネイティブスピーカーの教員が多数いることも刺激になり、英語力が急激に伸びる生徒も多数いるそうです。
同校はネイティブの教員が多数おり、海外からの問い合わせも多いことから、校内の連絡は英語が必須です。
教員もみな英語を使いこなせるようスキルを高め、アクティブ・ラーニング形式の授業も教員間で研修をして、能力の高い生徒をさらに伸ばせるよう努力していることも特筆されます。
アラサーまりなの感想まとめ
三田国際学園の良さが、ぎゅっと分かりやすくまとめてある記事だったので、とても参考になる内容でした。
簡単に要約してみましたが、記事はこちらからチェックできるので気になった方はご覧ください♪
「今年はなかなか学校説明会に参加したり、学校見学をしたりする機会も少なくなるので例年以上に学校を選ぶことが難しくなるので、1学期の間に各校のWEBサイトや各種入試情報や塾の先生ともよく相談して、受験予定校を絞り込みや学校説明会や見学会、行事などに参加できるようになった際に迷わないように、下調べもしっかりしていただきたい」と広野雅明さん。
三田国際学園では、オンライン説明会なども開催しているようなので、公式サイトから確認してみてください♪
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
以上、アラサーまりなでした!ではまた♪